観葉植物 ゴットセフィアナ Sサイズ
観葉植物 ゴットセフィアナ Sサイズ
ゴットセフィアナは幸福の木などで知られるドラセナ属の仲間ですが、地際から細い茎をたくさん出しその茎に沿って葉をつける形状の植物です。緑地に薄黄色の細かな斑模様が入る葉が特徴的で、葉が古くなってくると斑がだんだん白っぽく変化します。茎の扱いやすさや葉の美しさから切り花としてブーケなどにも使用されています。耐陰性があるため室内での管理に適しており、オフィスやクリニックのカウンターやデスクサイド、個人宅ではリビングやダイニングのインテリアグリーンとして活躍します。斑模様が爽やかで明るい印象があるため、お祝いのギフトとしてもおすすめです。
【水やり】
春から秋は、鉢土の表面が白っぽく乾いてきたら水を与えます。冬は休眠期に入りあまり水を必要としないため、鉢土の表面が乾いてから2,3日おいて水を与えてください。目安は真夏は1日に1回、春・秋は2,3日に1回、冬は1週間~10日1回です。水やりをするときは1年を通して、鉢底から水が染み出す程度にたっぷりと与えます。その際、受皿に染み出した水はそのままにしておくと根腐れの原因となるため捨ててください。
【日当たり・置き場所】
比較的耐陰性があり明るい日陰が生育に適した場所です。1年を通し室内で育てることができます。5~9月は屋外の明るい日陰に置いてもよいでしょう。強い日差しに弱く葉焼けを起こすため、屋外では軒下に置く、屋内ではレースのカーテン等で遮光するなどしてください。適度に明るい場所で管理することで葉艶がよくなり模様がきれいに出ます。乾燥しすぎる環境では植物が弱るため、エアコンの風が直接当たる場所は避けてください。
【温度】
原産地は熱帯地域の植物で、暑さには強いですが寒さには弱いです。越冬させるには室内で10℃以上の環境で管理します。葉の先が茶色に変色してきたときは寒すぎるため、暖かな場所に移してあげてください。冬は室内でも窓際は気温変化が大きいため、なるべく窓から離した場所に置くとよいでしょう。
【病害虫対策】
乾燥した環境ではハダニやカイガラムシがつくことがあります。エアコン等を使っているときは特に乾燥しやすいため、毎日霧吹きで葉水を与えてください。ハダニがついてしまったときは、すぐに専用の薬剤で駆除しましょう。カイガラムシは成虫になると薬剤が効かないことがあるため歯ブラシなどでこすり取ってください。
【生長の早さ・剪定方法】
生育期は茎を伸ばしたり新しい葉が増えたりします。葉が混うと風通しが悪くなり植物が弱る原因となるため剪定が必要です。時期は植物に勢いのある5~6月がおすすめです。根が伸びすぎると鉢内で根詰まりを起こすことがあります。2年に1度一回り大きな鉢へ植替えをするか株分けをして根が詰まらないようにしましょう。